===== スリットとふたの作り方 ===== 初めてちあぱい♪を使う時に綿の量を調節したい、中の綿がヘタって取り替えたい時、その時に綿を入れ替える穴を**スリット**と呼びます。 このスリットが空きっぱなしで綿が出るのが心配な時、取り付けるのが**ふた**です。ふたをせずに出しっぱなしにして、ふた部分をブラに挟むことでズレ防止に使う場合もあります。 ^スリット^かぎ針で編む(フリルタイプ)^ワンポイントマーク付き^レースで代用^ |{{::img_0828.png?200|}}|{{:フリルふた.jpg?200|}}|{{::img_0901.jpg?200|}}|{{::レース蓋_pmg.png?200|}}| ==== ふたを作るタイミング ==== 2種類あります。 * スリットだけ作っておいて、出来上がったらふたを編む方法 * スリットを作る際に、ふたまで編む方法 ==== かぎ針でスリットを作る時 ==== スリットを作りたい位置に、編まずに目数分だけ鎖編みを作り、スリットの終点部分から元の編み方に戻します。 鎖編みの始点と終点が伸びやすいので、すじ編み中にスリットを作る場合は特に1本ではなく2本すくって補強してください。 次にスリットに来た時に、鎖の目を拾って編んでいきます。 ==== 棒針でスリットを作る時 ==== スリットを作りたい位置に来たら、スリットを作りたい目数分、かぶせてふせます。 次にスリットの位置に来たら、巻き増し目等で目を作ります。 ==== かぎ針でふたを作る時 ==== 後で作る場合は、裏部分になるスリットにふたを編みます。 ふたは台形になるよう両端で増し目をします。これはスリットにふたを入れた時に抜けないようにするためです。 一気に編む時は鎖編みをした後、2つの方法に分かれます。 ^横に編む^縦に編む^ |{{::ふた1.png?200|}}|{{::ふた2.png?200|}}| |鎖編みを編む。(スリットになる)|鎖編みを編む。(片側の端になる)| |ひっくり返して、スリットの始点まで編み、ひっくり返して終点・始点を往復する。適宜、左右を増し目して台形にする。|ひっくり返して終点まで編み(本体には取り付けない)、ひっくり返して始点に戻るを繰り返す。始点側を長編みにすると台形になる| |終点側から、本体に向かって編みおりて、本体に合流する。|適当な大きさになったら終点側を本体に付けて編む。| |片側に細編みが1列入るので左右対称にならない。飾りのふち編みが作りやすい。|左右対称になる。台形が作りにくく、飾りもつけにくい。| ==== 棒針でふたを作る時 ==== 基本的にかぎ針と同じ方法で作りますが、メリヤス編みにすると丸まりやすいので、ガーターになるように編んでください。 サイズが小さくなりやすいので、増し目をたくさん入れ、大きめに編みます。