乳がん体験者のための手編みおっぱいちあぱい♪の布バージョンの作り方を詳しく説明しています。


表布

手順イメージ説明
1表布の裏側に作るサイズの円を書く。例えば直径14cm
2円を半分に折る。片側の円の線に印をつける。
3円をさらに半分に折って、中心点に印をつける。
4印をつけていない側をずらして、円の中心と円の線を合わせる。
5折れ目になる部分の円の線に印をつける。裏側も同じく印をつける。
63つの印から中心に向かって線を引いたところ。この線が折り目になります。
7線の左右に縫い幅分の印をつけます。今回は縫い幅1cmなので、左右に1cmずつ印をつけます。
86の線で折り、縫い幅から中心に向かって縫います。これがダーツになります。

スリット・フタ

手順イメージ説明
1スリット(綿入れ口)をどこにつけるか決めて印をつけます。だいたい6cm〜10cm。大きいサイズの方は、後から重みを付けるために大きめのスリット推奨
2ふたを付けるか考えます。

*1番簡単なのはふた無し。洗濯しても綿は出にくく、気になる方は縫い止めて綴じましょう。

*次が裁ち出し表布か裏布のスリットから外側を多めに残してフタがわりに使います。

*最後が後付け。フタだけ別に作って、表布と裏布を縫う時に取り付けます。位置や形を自由に変えられますが、1番手がかかる方法です。

ふたは、ブラの中で動く時にアンダー部分に挟んで動かないようにしたり、洗濯時に吊るす(少し伸びますが)時に便利です。

裏布

表側を上にして広げておきます。

合体

手順イメージ作り方
1表布を裏側が上になるようにして、裏布に重ねます。(中表になる)
2ふたを付けない場合は、スリット部分を折り、スリット部分をぐるっと一周縫っておきます。後付けの場合は、ふたを挟みぐるっと一周スリット部分を縫っておきます。裁ち出しは、後でふたが切りとれる場所にスリットを合わせておきます。
3スリット手前1cmほどからスリットに向かって縫い始め、スリット手前でUターンすることで、スリット手前を二重に縫い、ぐるっと一周、円の線にそって縫います。ダーツ部分は、ダーツ側でなく本体の線を縫い、反対側のスリットまで来たらUターンして1cmほど二重にします。
4縫い終わったら、ふたなしと後付けは、縫い目から外側1cmを切り落とします。裁ち出しは、スリット部分の裏布側を残して、他を1cm切り落とします。
5ほつれが気になる方は、かがり縫いで1周するか、ほつれ止め液をところどころに縫っておきます。裁ち出しの方は、裁ち出し部分の縁をかがります

綿入れ

必要なもの

裁縫道具糸・針・まち針・はさみ
柔らかく肌触りの良い布(ダブルガーゼ、など)。作る大きさの直径+2~4cm四方のもの2枚・洗った時に縮まないようあらかじめ水通しする
綿ポリエステル綿。柔らかいものがほしい方は、ダイソーのピンクの袋に入った綿がオススメ
印付け消えるタイプが便利。チャコペン、チャコ、チャコペーパー、鉛筆等

あると便利

・ほつれ止め液(縫い代のほつれが気になるとき) ・ミシン

印刷・ダウンロード用

sewing.pdf