棒針は裏の減らし目が凹凸になりやすいため、凹凸を作らない方法です。
主にかぎ針を編んでから、棒針で裏を作るハイブリッドの変形です。
1辺の中央を6~8目、棒針に取ります。
何もせずに裏を編み、始点に戻ります。
表を編む時に両端で1目ずつすくい、裏は何もせずに編みます。
ある程度大きくなったら、表は両端ですくって1目減らす、裏は両端を減らします。2段で2目増え、4目減るので、差し引き2目減ります。
急速に減りすぎるようなら、2段で2目減らすところを裏の減らし目を減らす段と減らさない段を設け、4段で2目減らすようにします。
スリットが欲しい場合は、途中で片側にすくわない段を設け、その段は増し目・減らし目は行いません。
最後が12~8目程度になったら、とじ針に移し、目をすくって絞り止めます。
この方法は、正三角形よりもしずく型に近くなります。