この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。
次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
スリット・ふた [2017/07/01 11:20] ninita 作成 |
スリット・ふた [2018/06/14 15:58] (現在) ninita [棒針でふたを作る時] |
||
---|---|---|---|
ライン 1: | ライン 1: | ||
- | ====== スリットとふたの作り方 ====== | + | ===== スリットとふたの作り方 ===== |
初めてちあぱい♪を使う時に綿の量を調節したい、中の綿がヘタって取り替えたい時、その時に綿を入れ替える穴を**スリット**と呼びます。 | 初めてちあぱい♪を使う時に綿の量を調節したい、中の綿がヘタって取り替えたい時、その時に綿を入れ替える穴を**スリット**と呼びます。 | ||
- | |||
このスリットが空きっぱなしで綿が出るのが心配な時、取り付けるのが**ふた**です。ふたをせずに出しっぱなしにして、ふた部分をブラに挟むことでズレ防止に使う場合もあります。 | このスリットが空きっぱなしで綿が出るのが心配な時、取り付けるのが**ふた**です。ふたをせずに出しっぱなしにして、ふた部分をブラに挟むことでズレ防止に使う場合もあります。 | ||
+ | |||
+ | ^スリット^かぎ針で編む(フリルタイプ)^ワンポイントマーク付き^レースで代用^ | ||
+ | |{{::img_0828.png?200|}}|{{:フリルふた.jpg?200|}}|{{::img_0901.jpg?200|}}|{{::レース蓋_pmg.png?200|}}| | ||
+ | ==== ふたを作るタイミング ==== | ||
+ | 2種類あります。 | ||
+ | * スリットだけ作っておいて、出来上がったらふたを編む方法 | ||
+ | * スリットを作る際に、ふたまで編む方法 | ||
+ | |||
+ | ==== かぎ針でスリットを作る時 ==== | ||
+ | スリットを作りたい位置に、編まずに目数分だけ鎖編みを作り、スリットの終点部分から元の編み方に戻します。 | ||
+ | 鎖編みの始点と終点が伸びやすいので、すじ編み中にスリットを作る場合は特に1本ではなく2本すくって補強してください。 | ||
+ | |||
+ | 次にスリットに来た時に、鎖の目を拾って編んでいきます。 | ||
+ | |||
+ | ==== 棒針でスリットを作る時 ==== | ||
+ | スリットを作りたい位置に来たら、スリットを作りたい目数分、かぶせてふせます。 | ||
+ | 次にスリットの位置に来たら、巻き増し目等で目を作ります。 | ||
+ | |||
+ | ==== かぎ針でふたを作る時 ==== | ||
+ | 後で作る場合は、裏部分になるスリットにふたを編みます。 | ||
+ | ふたは台形になるよう両端で増し目をします。これはスリットにふたを入れた時に抜けないようにするためです。 | ||
+ | |||
+ | 一気に編む時は鎖編みをした後、2つの方法に分かれます。 | ||
+ | ^横に編む^縦に編む^ | ||
+ | |{{::ふた1.png?200|}}|{{::ふた2.png?200|}}| | ||
+ | |鎖編みを編む。(スリットになる)|鎖編みを編む。(片側の端になる)| | ||
+ | |ひっくり返して、スリットの始点まで編み、ひっくり返して終点・始点を往復する。適宜、左右を増し目して台形にする。|ひっくり返して終点まで編み(本体には取り付けない)、ひっくり返して始点に戻るを繰り返す。始点側を長編みにすると台形になる| | ||
+ | |終点側から、本体に向かって編みおりて、本体に合流する。|適当な大きさになったら終点側を本体に付けて編む。| | ||
+ | |片側に細編みが1列入るので左右対称にならない。飾りのふち編みが作りやすい。|左右対称になる。台形が作りにくく、飾りもつけにくい。| | ||
+ | |||
+ | ==== 棒針でふたを作る時 ==== | ||
+ | 基本的にかぎ針と同じ方法で作りますが、メリヤス編みにすると丸まりやすいので、ガーターになるように編んでください。 | ||
+ | サイズが小さくなりやすいので、増し目をたくさん入れ、大きめに編みます。 |