乳癌の手術後に使う手編みのパッドです。とても柔らかくできるので、術後直後の傷口が落ち着かない方等、患部が気になる方におすすめです。パッドで形を綺麗に補正したい場合、柔らかすぎて形が変わりやすいかもしれません。その場合は、表をかぎ針で編むハイブリッドをお勧めしています。
編んでいる途中に出来上がりサイズを割り出す方法でPDFが違っていますが、作り方は同じです。
どちらも、編み手のゲージや毛糸の太さで変わってきますので、もしたくさん作りたい場合は一度長さを測る方法で作ってみて、長さが自分に合うかご確認ください。
付けてみて、大きさは合うのに、山の高さがイマイチ……と言う場合は、表の増し目の回数を変えましょう。
簡単に言うと、増し目の回数が少ないと尖り、回数を増やすとなだらかになります。
項目 | 作り方 |
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山を尖らせたい | 増し目をする段としない段を繰り返します。増し目をしない段を増やすことで尖っていきますが、バランスの良い山にするには、増し目をしない段を全体で10段分増やすとすると、一度に10段増し目無し段を増やすのではなく所々に増やします。 |
なだらかにしたい | 増し目を行う目の手前で増し目をします。これを増し目を1回の段と2回の段を繰り返すことでなだらかになります。よりなだらかにしたい場合は、1回の段、2回の段、2回の段と増やします。 |